【恋は嵐。その7】


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ニセモノ&イロモノ多発ですが、大目に見てやって下さいませ〜(爆)リンク切れ修正致しました〜!ご不便お掛けしましたorz(5/23 am9:20)
恋は嵐。その7  
7.




白い肌に赤く…ひとつ、ふたつ、みっつ…散らされた赤い印…。
自らの付けたその跡をツ…となぞり、ムヒョは満足そうに笑った。
動く度軋むベッド。
下肢からは淫らな水音がして…。
内部はもう溶けそうな程、熱く解れている。
緩く抜き差しを繰り返せば、ひくひくと震えが走った。
「ふ…ぁ、あ…っ」
熱の籠もった吐息。
赤い頬の上に落とされた長い睫毛。
汗と涙がツ…と伝って…。

この顔が苦痛に歪んだ時は、どうしたらいいのかと本当に焦った。

だが、時間をかけて辛抱強く馴らすことで、何とか痛みも苦しみも消え去ったようで…。
今ようやく、ムヒョはロージーの内部へと自身を納めたのだ。

自分がロージーに与えるのは、快楽だけであればいいと思う。

そう、この胸を占める愛おしさのまま…。

痛みも苦しみも、感じさせたくなどない。

ムヒョははやる気持ちを抑えて静かな律動を繰り返した。
「もう…痛くねェか?」
尋ねれば、
「…ん、…へいき…ぃ、あっ」
頷き、応えを返すロージーの口から、明らかな快楽の声が漏れて…。
その声に、ゾクと背筋を震えが走った。
奥深く貫いたまま、深い位置を押し上げるようにしてやれば、その度にビクビクとロージーの身体が跳ねる。
「ふゃ…んっ、あ、あ…っ、ん…っ」
小さく弾んだ声。
甘く、熱いその声を聞く度、ムヒョの内の熱が高まって…。
目眩がしそうな程の快感。
少しずつ動きを大きくしてゆけば、それに伴ってロージーの声も高く、大きくなる。
「や…あ、あぁ…っ…だ、だめ…ぇ…っ、あぁあん」
左右に振られる頭。
縋る物を求めて伸びた手が、ムヒョの肩へと触れて…。
口付ければ、苦しい体勢に喘ぎながらも、薄く瞳が開いた。
「むひょ…ぉ…っ、ぁ…何か…ぁっ、へ…ん…っ」
涙の揺らめく瞳は、果たして自分を映しているのか…。
分からないながらも、その陶然とした表情にまたゾクゾクする。
「あ?何が変なんダ?」
「…ぅ…お、おかしく…なっちゃ……やぁあっ」
「ヒッヒ…そうか…」
「ん、ん…っ、も、もぉ…、だ…め…」
ビクビクと震える内部が、絡みつくようで…。
堪んねェと、胸の内で呻きながら…。
「分かった。イイゾ、イけ…」
実際にはそう囁いて…。
ムヒョは快楽の高みを極めるために、その動きを激しくした。
グググと撓る背中。
ブルブルと震える脚。
高く甘く声を上げる唇も震えて…。
熱を帯びた瞳から、はらはらと涙が落ちる。
身体を走る戦慄のような快感が、ただひとつの欲望へとひたすらに自分を、ロージーを追い上げて…。
追い上げて……。
そして、
「あっ、ぁっ、あぁ…っ、は、ぁああんっ!」
一際高い声を上げ、ロージーの身体が大きく跳ねた。





「はぁ…あ…っ」
二人深く息を付いて、重なるようにベッドへと沈んで…。
ムヒョは真下にいるロージーの額に軽いキスを繰り返す。
汗にまみれた肌は熱く、鼓動もまだ早くて…。
何故かそれがとても嬉しく、愛おしいと思う。
「…む、ひょ…せんぱい…」
「先輩はいらねぇって言ってんだろ」
「……ムヒョ…」
改めて呼ぶのにチラリと見れば、ロージーは目を閉じたまま、荒い息を繰り返していた。
「何ダ?」
「…これって…不純同性行為…ってゆーのかな…?」
「…かもナ…」
しょーもねェ、なんて笑いながら頷く。
ビクビクと余韻に震える内部から、ズルリと自身を引き抜けば、ロージーはそれに身を震わせて…。
「は…ぅ…、…ん…」
再度見せたその艶っぽい表情に、ドキリと胸が鳴った。

今、思いを遂げたばかりだと言うのに……。

まだ欲しい…と、身体がそう言っているのだ。

「…ヒッヒ。だが、今日は、ナ……」
我慢してやる、なんて…。
笑いながら、ムヒョはロージーの髪を梳いた。
汗で額に張り付いた金の髪…。
「え…?」
「何でもねぇヨ」
きょとんとするのにそう言って、ちゅっと口付ける。
むくむくむくと沸き起こるのは、手に入れたと思う満足感。
そして、それ以上の愛おしさ。
「好きダ」
そう言えば、ロージーはニコと微笑んで…。
ただ、スリと…ムヒョに頬をすり寄せた。





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ウチのムヒョさんはいつもガツガツしてますね。
いや、ちょっとガマンしたけど。。。
ホントは最初、そのまま続けて2回目になだれ込ませてたのですが、終わった後にロージーの機嫌が悪くなったので、一回にしておきました。
(どんな修正!)
それにしても…、ロージーサイドで書いた方が絶対書きやすいのに、どうしてムヒョサイドにしてしまうのだろう……。。。
いつも自分が謎で仕方ない…。。。


+ + + + +

アプが少し遅れてしまって申し訳ありません;;;;
急な会議で会社にいる間にアプ出来なかったのですが、終業後今まで忘れていました……も…もうしわけな……orz
 2007/07/21(土)/00:08:00  No.60



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